
腰椎のくも膜下腔に注入して神経根を麻痺する。
腰椎の硬膜外腔に注入して知覚神経を遮断する。
アナフィラキシーショックを惹起しやすい。
肝臓で解毒されるため、肝不全の患者では中毒を生じやすい。
神経軸索の
チャネルを遮断する。したがって
チャネルが開いているほうが効果が早い
use-depending block。
麻痺の順序は自律神経、知覚神経(温度覚・痛覚・触覚)、運動神経の順となる。
中枢興奮作用をもち、興奮や多弁のほか、大量投与では間代性痙攣が出現する。 続いて中枢抑制作用が起こり、呼吸麻痺で死亡することもある。
腰椎の硬膜外腔に局所麻酔薬を注入して知覚神経を遮断する。術後疼痛の軽減や覚醒の早期化を目的とする。 硬膜外からクモ膜下腔へ麻酔薬を拡散させるために、大量の麻酔薬を必要とするという欠点を持つ。
患者の反応を見るために硬膜外腔穿刺は原則として意識下で行なう。
硬膜外腔は硬膜と黄靭帯、脊椎骨膜の間に存在するが、腔内が陰圧になっていることを利用して、水滴法、抵抗消 失法、バルーン法などで確認する。
穿刺針に水滴をつけ押し進めると少し弾力のある硬いものにふれたあとで急に抵抗が消失し、水滴が針の中に吸 い込まれる。
空気や生食水を入れた注射器をつけて拇指で加圧しながら針を進め、急に抵抗の消失する部位を探す。
アミド型。心筋の興奮性を低下させるが収縮力は保持するため、抗不整脈薬としても利用される。
これを予防するためにアドレナリンを投与する。
麻酔薬を脊椎のくも膜下腔に直接注入して神経根を麻痺する。 局所麻酔法の中でも最も少ない麻酔量でもっとも強力で広範囲の麻酔効果が得られる。
T4以下T10までの麻酔であり、上腹部手術に使用される。呼吸筋麻痺による呼吸抑制や血圧低下などを来たす。
S領域のみの麻酔であり、肛門や会陰の手術で用いられる。
やや長い作用時間をもつ。
第7頚椎の棘突起がC7の基準となり、肩胛骨下端線がT7の基準となる。
成人では脊髄はL2までで終り、クモ膜下腔は第2仙椎までなのでそのあいだで穿刺を行なう。 小児では脊髄がL3まで続いているため、穿刺はL4で行なう。 左右の腸骨陵を結ぶヤコビ線 jacoby line はL4とL5の間であるので、穿刺の際のよい基準となる。 また仰臥位で最も高い位置に来るのがL3である。
交感神経が麻痺すると抹消血管が拡張して血圧が下降する。麻酔が高位におよぶと呼吸運動が阻害される。 また心臓交感神経はT1からT5に起始する。 このため、ショックやDICなどの循環系疾患や脳脊髄神経系に重篤な疾患を持つ患者に対しては脊椎麻酔は禁忌となる。
麻痺の順序は交感神経、温度覚、痛覚、触覚、深部感覚の順であり、回復はこの逆になる。
末梢神経の伝達をブロックすることで局所を麻酔する。
アナフィラキシーショックを惹起しやすい。
肝臓で解毒されるため、肝不全の患者では中毒を生じやすい。
神経軸索のナトリウムイオンチャネルを遮断する。 したがってナトリウムイオンチャネルが開いているほうが効果が早い use-depending block。
無髄神経に作用しやすく、有髄神経の値でも髄鞘が薄い神経ほど作用しやすいため、麻痺の順序は自律神経、知覚神 経(温度覚・痛覚・触覚)、運動神経の順となる。
アレルギー反応・アナフィラキシーショックとも稀であるがいったん発生すると致死的である。 発生した場合は直ちに呼吸と循環の維持を行なう。
抑制シナプスを抑制して痙攣を起こす。ジアゼパムなどの抗痙攣薬で対処する。
高血圧や不整脈を生じる。
意識消失や昏睡を生じる。
小動脈の平滑筋に働いて血管を拡張させて血圧を降下する。
アミド型の局所麻酔薬。通常投与量は200mgである。
低濃度の静注でプルキンエ線維の脱分極を延長させて不整脈を抑制する。