いわゆる早期癌。リンパ節転移は不問。 リンパ節転移の有無にかからわず癌の壁進達度が粘膜内と粘膜下層にとどまるもの。
大腸癌の進行癌ではこれがもっとも多い。
予後をよく反映する。
再発が多く、予後不良である。
大腸癌には特徴的な症状が乏しい。
特にS状結腸などの下部結腸癌で多く出現する。長期にわたる潜出血で貧血に陥ることが多い。
進行癌は大腸腸管の横軸に沿って全周性に発育して腸管を狭窄するため、造影X線ではリンゴの芯のような apple core sign を呈する。
もともと正常な腸細胞内にも存在するが、細胞が悪性化すると血中に漏出する。 CEAは特に肝転移や癌の再発の際に増加する。必ずしも予後とは相関しない。
大腸ガンは高分化型の腺癌なので放射線に対する感受性が低い。したがって原則として外科的切除を行なう。
第1度近親者の中に、発端者を含め3例以上の大腸癌患者を認める大腸癌。 あるいは、
非腺性非遺伝性大腸癌はmutS遺伝子の変異によるミスマッチ修復機構の不全が原因である。