
腫瘍マーカーは早期癌よりも進行癌で急増する。
腫瘍細胞は淡明な胞体でグリコーゲンに富み、核は細胞の遊離面に突出する hobnail型を示す。
性索に由来する顆粒膜細胞・セルトリ細胞・間質から分化した莢膜細胞とライディク細胞などが腫瘍化したもの。
胚細胞に由来するもので、一般に幼少期を含めた若年層に好発する。
充実性腫瘍の2/3が悪性腫瘍である。
IIa、IIbのいずれかで被膜破綻が生じるか、腹水や腹腔洗浄内の細胞診で悪性腫瘍所見が陽性の場合。
卵巣腫瘍の大部分を占め、上皮性組織と間質性組織が混在している。
特にCA125が上昇する点が特徴である。
CA19-9が上昇しやすい。
胞体が明るく背の高い円柱上皮が腺腔を形成し、腺腔内は粘液で満たされる。
腫瘍細胞は淡明な胞体でグリコーゲンに富み、核は細胞の遊離面に突出する hobnail型を示す。
多くは良性の卵巣の表層上皮性腫瘍。
腺腔や嚢胞を形成する重層細胞の表層には極性を持つ高円柱上皮が腺様構造を呈し、腺腔内に分泌物を 容れる。
核が楕円形で中心に核溝 grooved-like が目立つ。
ミュラー管起源。ほとんどが悪性であり、予後不良。
腫瘍細胞は淡明な胞体でグリコーゲンに富み、核は細胞の遊離面に突出する hobnail型を示す。 病理像は、 こちら 。
胚細胞である卵細胞に由来し、未分化な状態にとどまることの多い腫瘍。 一般に幼少期を含めた20歳前後の若年層に好発する。
胎盤性アルカリホスファターゼ PLAP に強陽性。
精巣の場合と出現態様が異なる。AFPも上昇する。
絨毛膜に由来する胎児外性の胚細胞腫瘍であり、hCGがマーカーとなる.
卵黄嚢内胚葉に由来する胎児外性の胚細胞腫瘍である。4歳以下の幼児に多く、血清AFPが上昇する。
複数の胚葉の成分からなる腫瘍であり、特に精巣や卵巣など生殖能を持つ組織から出現する。 胚細胞性腫瘍中でもっとも頻度が高い。
30以下に好発し、放射線感受性が高い。
4歳以下の幼児に多く、予後良好。
血管周囲に放射状に配列する腺様構造。
複数の胚葉、もしくは三胚葉性の成分からなる腫瘍であり、特に精巣や卵巣など生殖能を持つ組織から出現する。
腫瘍組織が分化成熟した奇形腫である。 基本的に良性であり、しばしば皮膚上皮に覆われた嚢胞を形成する(皮様嚢腫 dermoid cyst)。
例外的に成人に好発する。
神経管などの未熟な体細胞組織からなる奇形腫で、悪性である。未熟な神経膠細胞がロゼット構造をとる。
未熟な胎児性成分、特に外胚葉由来である未熟神経組織の存在が悪性の指標となる。
腫瘍内部に石灰化や嚢胞形成をみる。
性索に由来する顆粒膜細胞・セルトリ細胞・間質から分化した莢膜細胞とライディク細胞などが腫瘍化 したもの。しばしばホルモンを産生するため種々の症状を呈する。
ほとんどがアンドロゲン産生腫瘍である。
アンドロゲンを産生する。
原始卵胞の上皮細胞に由来し、しばしばエストロゲンを産生する性索腫瘍。
エストロゲンを産生する良性腫瘍である。
原始卵胞の上皮細胞に由来し、しばしばエストロゲンを産生する性索腫瘍。 卵胞の顆粒膜に類似する。 好発年齢は40ー50代であるが、若年型は10歳前後。
その濾胞の中に無構造の硝子様好酸性物質 Call-Exner body を認める。
卵巣腫瘍に腹水・胸水の貯留を伴うもの。良性卵巣腫瘍でも生じる。