血管収縮剤で速やかに収縮する。
血管収縮剤に反応せず、下鼻甲介粘膜が凹凸に富むもの。
悪臭・粘膜萎縮・痂皮形成を三主徴とする。近年、減少傾向にある。
鼻粘膜におけるI型アレルギーによる疾患。しばしば気管支喘息を合併する。
吸入性抗原によって感作されて特異的なIgE抗体が形成される。 この抗体が肥満細胞のFc受容体と結合すると、ヒスタミンやロイコトリエンが放出される。
吸入性抗原としては室内塵がもっとも多く、他に杉花粉や真菌がある。
放出されたヒスタミンが三叉神経終末のヒスタミンH1受容体に結合し、求心性インパルスを脳幹のくしゃ み反射中枢へ送る。
三叉神経終末からのインパルスが中枢に伝えられ、そこから遠心性に副交感神経に伝えられ、アセチル コリンが伝達物質となって鼻腺細胞のムスカリン受容体を刺激して鼻汁を分泌させる。
なお鼻汁中には好酸球をみる。
ロイコトリエンが鼻粘膜の血管に作用して、血管透過性亢進による浮腫を招いている。
抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、局所ステロイド剤など。