
上気道炎に合併することが多い。
齲歯を原因とする上顎洞の炎症。
鼻腔の急性炎症、咽頭・扁桃・歯牙感染、慢性炎症の急性増悪。
鼻漏、鼻閉、頬部痛、前頭部痛など。
急性副鼻腔炎の遷延したもの。
好酸球浸潤が見られるもので、アスピリン喘息に伴なうものとアレルギー性鼻炎に伴なうものがある。
上顎洞に発生したものが自然孔から後鼻孔に伸びて咽頭へと下垂したものであり、孤立性で小児に多い。
鼻のウイルス感染に伴なって副鼻腔の細菌感染が合併すると多くは治癒するが、副鼻腔自然口の狭窄など が原因となって治癒が遅延すると次第に副鼻腔粘膜の肥厚や粘液腺の増加などが起こって慢性副鼻腔炎と なる。
慢性炎症によって上皮の杯細胞が増加し、さらに血管透過性の亢進も加わって上皮の分泌物が過剰となる。 鼻汁の性質は膿性であり、嫌気性菌の関与により悪臭を伴なう。 成人の場合は後鼻孔より鼻漏が流れおちる後鼻漏が多い。
鼻汁過多や鼻茸に起因する。
炎症性に腫脹した鼻粘膜や鼻茸によって嗅裂が閉鎖される。
上顎洞に Schmidt探膿針を注入する。
しばしば慢性気管支炎や気管支拡張症を合併する。
気管支拡張症に内臓逆位と慢性副鼻腔炎を合併したもの。 ダイニンの合成不可により、繊毛の運動性が喪失することが原因となる。
本症の数年後にアスピリンに対する過敏症が出現することが多い。
上顎洞に対する手術であり、上顎洞の自然口を拡大して上顎洞から下鼻道への交通をよくする。 術後合併症として術後性上顎嚢胞が生じることがある。
前頭洞に対する手術。
好発部位は上顎洞である。
起炎菌は半分以上がアスペルギルスで、ムコールやカンジダがこれに続く。
進行したものは上顎洞癌に類似する。
上顎洞根本手術後平均20年で発症する。
鼻前庭側下方から下鼻道前下壁に生じる貯留嚢胞。
副鼻腔に分泌物が充満する嚢胞性疾患であり、上顎洞根本手術(Caldwell-Luc法)の術後平均20年で発症する。