生理活性物質 autacoid とは、「circulationg or locally acting hormone-like substances that originate from diffuse tissues」。
組織内で拡散によって近辺の標的細胞に到達する。
肥満細胞表面のIgE抗体と抗原の相互作用の結果として遊離され、即時型アレルギー反応の中心的な役割を果たす。
胃酸の分泌を促進する。
中枢ヒスタミン神経系のシナプス前に存在し、ヒスタミンの遊離を調節する自己受容体。
アレルギー反応に対して用いられる。
胃酸の分泌を抑制するので胃潰瘍に用いられる。
セロトニンとは、「血小板と消化管に高濃度に存在して血中に分泌される、平滑筋収縮作用を持った生理活性物質。 CNSでの神経伝達物質でもある」
ほとんどの血管を収縮させるが、骨格筋の血管にかぎって拡張させる。
原則として抑制性に働くが、興奮性に働く場合もある
セロトニンは胃腸管粘膜のクロム親和性細胞 enterochromaffin cell でトリプトファンから生合成され、血中で血 小板に取り込まれる。 したがって血小板と消化管に高濃度に存在する。
好塩基球から放出された血小板活性化因子 PAF は血小板からのセロトニン放出を促進する。
自律神経・腸神経系・知覚神経に局在し、神経の脱分極を促す。 また延髄のCTZにも存在し、嘔吐反射に関係する。
血管・腸管・気管支などの平滑筋を収縮させる。
痛覚神経の末端を刺激するので、痛みを生じる。
レニン分泌→アンギオテンシン生成
腎臓の糸球体傍細胞が分泌するホルモンであり、アンギオテンシンの産生に関わる。
血圧下降によって腎血流が低下すると、腎臓内にある伸展受容器がそれを感知し、レニンを分泌する。
レニンは angiotensinogen の N端を切断して angiotensin I を生成する。
アンギオテンシンIIの前駆物質であり、その他の作用はない。
よく知られていない。
アンギオテンシン転換酵素を阻害して血圧低下をもたらす。
アンギオテンシン転換酵素 ACE によるアンギオテンシンIの分解を阻害す る。
アンギオテンシンのアミノ酸配列を変え、薬理活性を押さえて受容体への親和性を高めたもの。 したがってわずかながらアンギオテンシンとしての薬理活性を持つ。 このため腎性高血圧の診断に利用される。すなわち腎性高血圧であればサララシンの投与によって血圧 降下をもたらすが、そうでなければ血圧上昇をもたらす。
mas-1遺伝子によってコードされるGタンパク共役型受容体。
ホスホリパーゼCの活性化によりイノシトールリン酸代謝回転を促進し、生
じたIP3が小胞体に作用して
の増加をもたらす。
血管平滑筋に分布して血管収縮を起こす。
血液脳関門が欠如している脳室周囲器官に存在する。?? バソプレッシン ADH の分泌を促進する。
心房から分泌されて血圧降下をもたらすホルモン。
膜結合型のグアニル酸シクラーゼ活性化によるcGMPの上昇。
血漿中のキニノーゲンがタンパク分解酵素カリクレインに よって分解されて生じるポリペプチド。
キニンはもともと前駆体の kininogen として血漿中に貯えられているが、酵 素 kallikrein の作用によって生理活性を持つ kinin に変じる。
血漿カリクレインの働きによって高分子キニノーゲンから生成される。 ACEと同一酵素であるキニナーゼIIによって代謝される。
腺カリクレインの働きによって低分子キニノーゲンから生成される。
血管内皮細胞で産生される強力な血管収縮性ペプチド
エイコサノイドとは、「細胞刺激に応じてアラキドン酸から合成され、局所 で作用した後、速やかに代謝される脂質性の局所ホルモン」。
生成・分解が極めて速く、多種多様な作用を示す。
phospholipase A2 はカルモジュリンであり、細胞内
濃度が
上昇すると活性化される。
糖質コルチコイドによって誘導されるリポコルチン lipocortin はこの段階 を阻害する。
プロスタグランジンとトロンボキサンを合成する経路。
シクロオキシゲナーゼによってアラキドン酸からPGG2が生成する。 アスピリン やインドメタシン indomethacin はこの過程を阻害する。
PGH2は peroxidaseによってPGG2から生成され、PGG2 とともに血小板凝 集と血管収縮を担う。
PGI2 は血管内皮細胞で生成される。 血管拡張、血小板凝集抑制、気管支拡張の作用があり、TXA2と拮抗す る。 また胃酸分泌を抑制する作用も持つ。
PGE2,PGF2,PGD2 を生成する。
TXA2, TXB2
主に炎症反応に関与する。
平滑筋の弛緩と血管拡張作用
PGE1は動脈管に対して強力な拡張作用を及ぼすため、ある種の先天性心疾患の治療に用いられる。 また低血圧麻酔にも利用される。
マクロファージから分泌されたIL-1やTNFなどが視床下部においてPGE2の、合成を促進する。 その作用は、平滑筋を弛緩し、リンパ球の機能を抑制するほか、視床下部の体温調節機構に働いて発熱を促す。 胃粘膜に作用して、胃酸分泌を抑制する。
血小板凝集を抑制するプロスタサイクリン。気管支を拡張してTXA2と拮抗する。 胃粘膜に作用して、胃酸分泌を抑制する。
cyclooxygenase pathwayを介する。
ともに強い血小板凝集作用を持つ。
活性化された血小板から分泌される。プロスタサイクリンと拮抗する。
TXA2の安定物質。
生合成は主に白血球(肥満細胞)で行われる。 肥満細胞上のIgE抗体に抗原が結合したり、PAFによって合成が促進される。 アラキドン酸から5-lipoxygenase経路によって生成される。
好中球が血管内皮に粘着し組織へと遊走するのを促進する。
強力な血管収縮作用を持つ。気管支を収縮させる。
血小板が刺激されるとアラキドン酸が遊離されて TXA2, PGG2, PGH2 が生成される。これらは血小板からADPやセロ トニンを放出させて凝集反応を引き起こす。
炎症時に放出される PGE2, PGI2 は局所の血流を増加し、浮腫形成と炎症細胞浸潤を増強する。
ホスホリパーゼA2を阻害し、すべてのエイコサノイドの生成を抑制する。
シクロオキシゲナーゼを阻害するので、PGsとTXsの生成が抑制される。
副腎皮質ホルモンは ホスホリパーゼA2を阻害し、すべてのエイコサノイドの生成を抑制する。
シクロオキシゲナーゼ COX-1,COX-2をともに阻害し、PGsとTXsの生成が抑制される。 COX-2選択的阻害剤が現在治験中である。
アスピリンはシクロオキシゲナーゼを阻害することによって特にTXA2の生成を強く抑制し、血小板凝集を抑制する。
抗炎症剤として慢性関節リウマチに用いられる。
脳内における興奮性の神経伝達物質。
搬入された
は細胞内の代謝系を調節する(特にタンパク
のリン酸化)。
以下の特徴を持つ。
過剰な刺激による
の細胞内蓄積が Huntington病の原因ではないかと言われる。
や
に対する透過性が高いという特徴を持つ。
GABAはBBBを通過できないため脳内にてグルタミン酸から生合成され、中枢神経において抑制性に働く神経伝達物質 のアミノ酸である。
中枢神経系に高濃度に存在する。
イオンチャネル型受容体。
GABAがGABAa受容体と結合すると、
透過性が増す。
すると
流入によって膜電位が負に増大するので、活動電位が生じにくくなり、
チャ
ネルが開きにくくなる。
したがって伝達物質の放出が抑制され、シナプス前抑制をもたらすことになる。
透過性への効果は、ベンゾジアゼピン系 benzodiazepine によって促進される。
Gタンパク型受容体。 リガンドが結合すると活性化されたGタンパクによって次のいずれかの応答が生じる。
網膜の双極細胞で発見されたイオンチャネル型受容体。
脳幹や脊髄における抑制性の神経伝達物質。 運動ニューロンの抑制性線維を構成し、負のフィードバックを行う。
GABAと同様に
船礇優襪鯑眤,掘⊃牲亢淑海陵淦に働く。
ストリキニーネはグリシンの働きをブロックし、硬直性の痙攣を生じる。