多くはウイルス感染で生じ,細菌感染を続発することがある。 上気道は鼻汁などで下向きに病原体を送る一方で下気道は線毛運動で上方に送ろうとする。 その過程で細菌が付着・増殖し、下気道に落下して細菌感染が成立する。
したがって咽頭反射が低下すると誤嚥による細菌感染が成立しやすい。
非可逆的な気管支の拡張を来たした慢性の病態。 肺気腫と異なり、特に終末細気管支よりも近位の気管支が拡張する。 線毛運動の減退により感染症を合併しやすく、炎症を繰り返すことによって気管支壁は肥厚する。 なお気管支拡張症は特定の疾患名ではなく、気道を破壊する疾病の終末像である点に注意。
粘液分泌が亢進する。
Irreversible delatation of the bronchi caused by destruction of the bronchial wall, usually resulting from suppurative infection in an obstructed bronchus.
たとえば Williams-Cambell症候群では気管支軟骨が先天的に不足しているために気管支が拡張する
もともと気管支線毛運動の障害が存在し、気道感染を繰り返すことで気管支が拡張する。 immotile-cilia症候群、嚢胞性線維症など。
幼児期の重症感染症によって気管支の粘液線毛輸送機構が損傷を受け、その部位に感染を繰り返して進行する。
線維化などで肥厚した気管支壁が軌道のように並行して走る線状影。
気管支拡張症に内臓逆位、慢性副鼻腔炎を合併したもの。 ダイニンの合成不可により、繊毛の運動性が喪失することが原因となる。
喀血を繰り返し、病変が限局している場合は、肺切除を行なう。
鼻粘膜にサッカリンを付着させ30秒ごとに嚥下され甘みを感じるまでの時 間を測定する。
血管外病変と肉芽腫形成を伴う壊死性血管炎。原因不明で予後不良である。
肉芽腫は炎症を起こした血管を中心に形成される(血管中心性肉芽腫)。
壊死性の糸球体腎炎で、半月体の形成が見られる。